【開催報告】「セルフコンパッションを学ぶ」~自分と他者の命を慈しむために

2日の午後は「セルフコンパッションを学ぶ~自分と他者のいのちを慈しむ」をテーマにセミナーを開催しました。


第1部:講演「セルフコンパッション~自分と他者への思いやりを育むために」

セルフコンパッション研究の第一人者でいらっしゃる東京成徳大学の石村郁夫先生にご登壇をいただきました。

私自身が数年前に石村先生のコンパッショネイト・マインド・トレーニングを受講し学んだことがご縁。今回このようにコラボさせていただき大変嬉しい時間でした。

体験型のワークショップ形式で、皆さんの中に深い気づきが生まれる時間となりました。アンケートにも続々とその感動のお声が届いています。

「自分はこんなにも今つらいんだと気付き、涙が止まらなくなりました。」

「今の自分に向き合うことができました。」

「自分を守るための勇敢な力強いセルフコンパッションがあることを知りました。やってみようと思います。」

など…


第2部:体験ワークショップ「セルフウェルネス・タッチケア®自分と他者への思いやりを育むために~わたしと繋がる、わたしを慈しむ

第2部ではセルフウェルネス・タッチケア®をご紹介し体験いただきました。

「オンラインでも心地よく体験できました。」

「石村先生の講義内容とセルフコンパッションをさらに高めることができた」

「自分を静かに取り戻せることを実感しました。」

などなど…



今回の多くの受講者が保健師など健康支援をする方々。

ケアする人こそ、自身をケアしてほしいと思っています。

自分への思いやり、慈しみ、そして勇敢な力強いセルフコンパッションを高めることが質の高いあたたかなケアにも繋がるはず。

今回のセミナーで私自身も深い気づきをいただき、今後は保健師・看護師に向けたセルフコンパッションの講座を開催していきたいと強く思いました。

石村先生が最後までご一緒下さり、セルフウェルネス・タッチケア®も体験下さって、温かなお言葉を頂いたことも大変嬉しく勇気づけられた時間でした。心から感謝いたします。

引き続き、この「セルフコンパッション」の学びを活かしながら、「勇気づけのいのち育て」の世界を創っていきたいと思っています。


受講者の感想

今回の講座を受講いただいた方から多くの感想が寄せられました。一部を紹介いたします。

・セルフコンパッションを高めることの重要性、必要性を強く認識しました。慈しみだけでなく、勇敢な力強いコンパッションについてもワークを通じてよく理解できました。

・健康相談業務に関わる保健職は特にセルフコンコンパッション力を高める必要性があると思いました。

・気づきとそれを取り除こうとする行動することが苦しみを解決に向かわせることを体験し、自分自身の状態を改めて感じることができました。また、果敢な力強いコンパッションを知り、さらに興味を持ちました。

・今日の学びの中で、あらためて自分のままでいい!周りに合わせてばかりじゃなくていい!自分の出来てること探しにチェンジ!自分のことは自分で認めて、自分の良さを発揮しよう!と思いました。

・人への思いやりは取り組んできたつもりでいましたが、自分への取り組みはまだまだできていないことに気付きました。参加してよかったです。

・気づくけど、取り組むことへのあきらめもあり、この機会にお話を聞けて良かったです。エクササイズが

多くて、考える機会があったことが更によかったです。



9月18日&10月9日開催の「セルフウェルネス・タッチケア®指導者養成講座」も募集中です。

セルフコンパッションを高めるセルフウェルネス・タッチケア®を通じて「勇気づけのいのち育て」の輪を広げていきませんか?



自分で自分のために行うセルフウェルネス・タッチケア®で心とからだを癒す



社会が大きく変化し、なんとか頑張ってきたものの、今になって心とからだに疲れが出て不調を感じている方も多いようです。

これまで「ウェルネス・タッチケア®」は2人1組での手技をお伝えしてきましたが、ソーシャルディスタンスの社会になり、なかなかそれも難しい現状です。

そのような背景からスキンシップ研究第一人者である桜美林大学の山口創教授に監修いただき、㈱ウェルネスライフサポート研究所/WOMANウェルネスプロジェクト代表の加倉井さおりが考案した「セルフウェルネス・タッチケア®」をリリースしました。

私たちの習慣を振り返っても緊張した時、不安な時ほど、顔や体に触れていることが多いですね。自分を守ろう、落ち着かせようという無意識の反応でもあります。

この「セルフタッチ」は、自分の心を整える上で、誰でも、いつでも、すぐにできるものです。これまで、触れあうことで、幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されることは研究でわかってきていますが、自分で自分の身体に触れる「セルフタッチ」でもオキシトシンは分泌されることが分かっています。それだけでなく、抑うつの低下、不安の低下、呼吸が落ち着くなどの効果もあります。

子育てで、自分のことが後回しになりがちなママたちにも是非セルフケアのための手法として「セルフウェルネス・タッチケア®」を新しい生活様式に取り入れてほしいと思ってます。


◆ウェルネス・タッチケア®プロジェクトのインスタ

◆オンラインショップ『心とからだと生き方をととのえるウェルネスライフ☆ショップ』

【保健師 加倉井さおりの心とからだと生き方totonoeチャンネル】

【保健師 加倉井さおりの心と生き方totonoeチャンネル】にも、セルフウェルネス・タッチケア®をご紹介してますのでご覧ください。


ウェルネス・タッチケア®プロジェクト

認定講師たちと一緒に、ウェルネス・タッチケア®を通じて赤ちゃんからシニアの方まですべての方に、「誰もが皆、愛されるべき存在」であることを伝え、自分を大切にできる、そして周りの人を大切にできる、あたたかなふれあいを大切にできる社会の実現に貢献する活動をしています。

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