【ウェルネス・タッチケア®認定講師インタビュー】阿部範子さん

月に1回福島県福島市で「赤ちゃん教室」を開催され、「赤ちゃんとママ・パパのためのタッチケア」など、ウェルネス・タッチケア®を伝えられている保健師 阿部範子さんにインタビューしました。


Q. なぜウェルネス・タッチケア®認定講師になろうと思ったのですか?

もともとベビーマッサージやタッチケアの教室を地域でやりたいという想いがあり、他のベビーマッサージなどを学んでいました。これまで学んだベビーマッサージは子どもへの声掛けが少なく、物足りなさを感じていました。

その後コロナ禍となり、教室開催は困難となり、保健師活動で経験を積む中、雑誌「保健師ジャーナル vol.76 No.04 2020」でウェルネス・タッチケア®について知りました。記事を読んで、「これを4ヶ月児健診でやりたい!」と思いました。ちょうどその時に養育支援訪問事業に携わっており、愛着形成の大切さ、子どもだけでなく親へも自己肯定感を高める関わりが必要であることを強く感じていました。親子のスキンシップを通じて、自己肯定感を高めるメソッドであるウェルネス・タッチケア®は私が学ぶべきものだと感じ、認定講師養成講座を受けました。


Q.認定講師養成講座を学んでみていかがでしたか?

本当に学んでよかったです。講座での先生のお話の中で共感できることが多く、これまで自分が保健師として経験して感じていたことが間違っていなかったと腹落ちすることが何度もありました。

また、ウェルネス・タッチケア®はしっかりと子どもと目を合わせ、声をかけながらやさしくふれていくので、人形での練習であってもやればやるほど楽しくなりました。受講後はいつも笑顔で楽しい気分でした。


Q.現在、ウェルネス・タッチケア®をどのような活動でされていますか?またその中で皆さんの反応はいかがですか?

地域で月1回赤ちゃん教室を開催し、赤ちゃんとママ・パパを対象にウェルネス・タッチケア®を教えています。

 受講した方には「赤ちゃんとふれあって気持ちよかった」「もっと声かけを意識してみようと思った」など、スキンシップの心地よさや声かけの大切さを感じていただけています。ウェルネス・タッチケア®をしている時は、赤ちゃんもママ・パパもみんな笑顔になります。


Q.今後の展望をお聞かせください。

 今後も教室を継続し、ウェルネス・タッチケア®を多くの方に知ってもらいたい、体験してもらいたいと思います。

ウェルネス・タッチケア®を通して、やさしくふれるスキンシップの温もりを感じ、コミュニケーションをとりながら気持ちを通わせる体験をして、誰もが愛されるべき存在であり、大切な誰かを大切にできるように自分を大切にすることを皆さんに伝えていきたいです。


講師情報

赤ちゃん保健室ふくしま 保健師 阿部範子 @abenoriko_

Instagram:https://www.instagram.com/abenoriko_/?hl=ja


ウェルネス・タッチケア®プロジェクト

認定講師たちと一緒に、ウェルネス・タッチケア®を通じて赤ちゃんからシニアの方まですべての方に、「誰もが皆、愛されるべき存在」であることを伝え、自分を大切にできる、そして周りの人を大切にできる、あたたかなふれあいを大切にできる社会の実現に貢献する活動をしています。

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